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【実録】ルームシェアよりホームステイの方が良いって本当?🤔

ニュージーランドに来ようと思っている皆さん、住まいをどうするかお困りではないですか?私はめちゃくちゃ悩みました。というのも、自分自身が英語が苦手な上に、身近にワーホリなどで海外に行ったことがある人がいなかったので、誰に何を聞けばいいのかすら分からなかったからです。調べて分かったことといえば、エージェントなる仲介業者があるということ。他力本願な私は速攻エージェントが開催しているセミナーに参加しました。今エージェントを使うか? と聞かれたら「いいえ」と答えますが、右も左も分からないような当時の私にとっては、めちゃくちゃ頼りになるエージェントさんでした。そこのエージェントさんに日本からの学生ビザ申請、学校やホームステイの手配をしてもらい、いざニュージーランドへ。私のホームステイの経験と、学校で出会った人から聞いた羨ましいホームステイのお話を、ホームステイを考えている皆さんにも共有しようと思います!私のホームステイの実情これは正直、運ゲーですとしかいえません。こればかりは本当に選べません。私のホームステイガチャは最悪でした。私が住まわせてもらえたお家は、オークランドCBDにある語学学校まではバスで35分程度の郊外のお家でした。ホームステイのお家はある程度大きいはずなので、他のホームステイをしているクラスメイトも20分〜45分程度と、似たり寄ったりの距離感でした。これは皆さんほぼ共通なのではないでしょうか?また、平日の朝食と夕食はホームステイ代に組み込まれていましたが、Wifiは別料金。しかし、エージェントからは「Wifi有料はよくあること」だと聞いていたので、驚くことではありませんでした。(ただ、当時のクラスメイトは「私も!」という人は一人もおらず、「有料なの!?」と驚いていたので、案外Wifiは無料なところが多いのかもしれません😑)あと、ニュージーランドにくる前に学んだマナーでは「部屋のドアは閉めない」とされていましたが、私がドアを開けていると都度ドアを閉められました。それぞれの家庭によるようなので、ホストファミリーに聞いた方が良さそうですね。私のホームステイ先のホストマザーからは「キャビネットにある食べ物は食べて良いから、朝は自分で食べるように」と言われていましたが、そのキャビネットにあるのはシリアルくらい🥣 お昼ご飯はホームステイの契約には入っていないので、自分で外で用意する必要がありました。夕飯は基本的にはホストマザーが用意してくれるはずなのですが、彼女もお仕事があるので帰ってくるのが遅い時もあります。そういう時には「もう夕飯は食べたか?」と聞かれたりして「食べていない」と答えると盛大なため息をつかれました。キャビネットの中の食べ物を食えばいいのに、と。朝晩シリアルを食えと?大変なのは分かるので料理をするタイミングなどで「Can I help you?」と聞いたり、食後の使った食器を洗ったりするのですが、「要らない」と突っぱねられてばかりでした。近くにスーパーもなく、高いホームステイ代を払っていたので心理的に節約傾向にあったのもあり、なんだかずっと飢えていたように感じます。ホームステイの3週間で体重が5キロ以上減りました。ホームステイ滞在から1週間くらいかな? あまりにも意思疎通が難しくてホストマザーに舌打ちをされまくって、どうしようもなくなってGoogle翻訳を会話で一度使ってからが地獄。その後は、何かを喋ろうとしてもピシッと手のひらを向けられて静止🖐️され、携帯を出してGoogle翻訳を使うよう要求されました。インド映画を見る人ならイメージしやすいんじゃないかな🤔エージェントからは「ホームステイの方が英語で会話する機会が増えるから絶対ホームステイがおすすめです」と強く言われてホームステイを申し込んだのに、喋ろうとするだけで静止されるんだが????? 嘘やん。しかし、嫌なことばかりではなかったのも事実です。キウイのホストファーザーはリタイア済みでだいたいお家にいたのですが、ホストマザーが不在の一度だけ、一緒に動画を見て私の英語の勉強に付き合ってくれました。最後に言われた言葉が「いっぱいしゃべれば、もっと英語も上達するよ」的なことでしたが、それだけでもう号泣。わざわざ声かけてくれて優しい!しゃべってくれて嬉しい!あなたのパートナーが喋らせてくれないのにもっと喋れってどういうことなんだよ!??? と、情緒がジェットコースターでした。で。そこで、またトラブル発生です。ホームステイの契約って4週間の滞在なんですが、2週間とちょっとが経過したころ、Google翻訳越しに「家族が帰ってくるから滞在予定最終日の5日前には家を出てくれ」とホストマザーに言われました。つまり私は、あと1週間ほどの間で新しい滞在先を探さなきゃいけなくなったわけです。「そんな突然なことある?」「ホームステイの契約する前になんで確認しないのか?」「先に支払ってある分ってちゃんと返金されるのか?」といろんな不満がありましたが、私に選択肢はなさそうだったし、ホームステイもうんざりしていたし、早急にフラット探しを始めました。私は幸運にも学校の職員さんに日本人がいたので、ホームステイ未滞在分の返金を受けることができましたが、そうじゃなかったら泣き寝入りしていたかもしれません。(学校がホームステイを手配していたので、職員さんが手続きしてくれました。)私のホストマザーはインド人、ホストファーザーはキウイで、子供はいませんでしたが、他のホームステイの学生さんが一人すでに住んでいました。もう一人のホームステイの学生さんは英語がペラペラで困っている様子はあまり見られなかったこともあり、私の英語力が底辺だったことが一番の大きな理由だと思うので、このホストファミリーが酷いという話ではありません。かなり時間が経過した今だからこそ、納得できるようになりました。意思疎通が難しい異国のよく分からん人間が来たら、そりゃ困ると思いますし、何度も何度もゆっくり英語で説明しても理解してもらえないのでは時間が無駄なので、最初からGoogle翻訳を使用するよう言ってくるのも当然なのかもしれません。今になって振り返ってみて、自身の積極性の無さも反省しています。しかし、当時の私は他のホームステイしている人の話が羨ましかったのもあり、「二度とホームステイはしない」と心底思う程度にはしんどかったです。嫌なことばかりじゃない、ホームステイのいい話こちらでは、クラスメイトから聞いた素敵なホームステイのお話をご紹介します。あるクラスメイトはニュージーランドに到着した次の日、歓迎パーティーを開いてもらえたみたいです。良さげなレストランに連れて行ってもらえた、とにこやかに話すクラスメイトはお世辞にも英語が上手いとはいえませんでしたが、ホストファミリーとは最後までずっと仲良しでした。彼女の人柄によるものだったと思います。あるクラスメイトは毎日お弁当を作ってもらっていました。ホームステイの契約でいうと、お昼ご飯はホームステイ代に含まれていませんが、ホストファミリーが好きで作ってくれていたようです。いつもご飯が美味しい☺️ と教えてくれたクラスメイトですが、きっと彼女が美味しく食べてくれるからホストファミリーも嬉しかったんだと思います。あるクラスメイトは、小さなお子さんのいる家庭にホームステイしていましたが、土日になるとどこかに車で連れて行ってもらえたと言っていました。博物館だったり、One Tree Hillなどにピクニックに行ったり。スクールホリデー中にはロトルアなどに小旅行に連れて行ってもらえたようです。費用は全てホストファミリー持ち。「お金受け取ってもらえなくて申し訳ない」と少し困っていたクラスメイトですが、とてもフレンドリーな子で、お子さんともよく遊んであげているようでした。ホストファミリーも感謝していたんだと思います☺️しかし、ホームステイがしんどいと言って早めにホームステイ契約を解約した子もいました。そんなこと出来るんだったら私もさっさと解約すれば良かったと思ったのは内緒。聞いてみると、「ほとんど毎日カレーだし、過干渉でつらい」とのこと。すごくお世話付きのホストマザーで、「今日の学校はどうだった?」とか「友達はできた?」とか「今日は何時に帰宅するの?」など、とってもお喋りだったようです。家では静かにしたいという人にとっては気の毒ですが、喋るのを強制終了させられていた私にとっては、とても羨ましい環境でした。隣の芝生は青いですね。ホームステイからフラットへ当時はまだ「英語を頑張りたい」と思っていたので、シェアハウスのフラットへお引越ししました。同室の子は島民の女性で、部屋が汚いということ以外は最高のルームメイトだったと思います。「片付けられない病気なんだ〜」と言いながら洋服を「Rubbish」と見せてきて、また箪笥にしまう謎のルームメイトでした。「If it’s rubbish, you should throw it away.」と拙い英語で伝えると、笑いながら「I can't.」と言われたことや、二段ベッドの上からカードを落としただけなのに、床に散らばるゴミの山の中に消えてしまって5分も探す羽目になったこと、何故かお部屋の真ん中にポツンと落ちている一粒のポップコーンの白さは今でも忘れられません。しかしこのルームメイト、めちゃくちゃ良い人でした。私の英語力が低いせいで全く話が通じないのに「OK OK〜」と気にせず話しかけてくるし、学校の宿題をやっていると覗きにきて「大丈夫?」と聞いてくれるし、私が映画好きと分かれば「一緒に映画行こう」と誘ってくる始末。映画館で待ち合わせをしたら上映時間過ぎても来なくて不安になりましたが、無事に一緒に映画を見ることができました。その後レストランに行き、映画の内容がまるで分からなかった私に内容説明をしてくれたり、意思疎通ができなくても全く気にすることなく「すぐ分かるようになるよ」と言ってくれました。この懐の広さはどうやったら培われるのか。彼女に対する尊敬の念は今も絶えません。私はフラットに引っ越して大正解でした。最初からフラットにすれば良かった、と思えるのは「ホームステイを経験したから」というのが皮肉な話ですよね。挙句、最終的には「英語頑張りたい欲」も薄れ、シェアハウスのストレスに疲れ切り、パートナーと一緒に一軒家のグラニーハウスを借りて生活しています。結局、今が一番ハッピーです☺️ホームステイが良い、シェアハウスの方が良い、とは一概に言えません。全ての経験が良くも悪くも思い出になるので、いろんな経験をするのが一番だと思います! みなさん、どうか良い海外経験を👋

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Chisa