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大根だと思った? パースニップ(Parsnip)って言うんだよ🥕

ニュージーランドの7月は冬です。お鍋が美味しい季節ですね🍲

そう、あれは4年ほど前でしょうか? その日も寒くてお鍋が食べたくて、外出していた同居人に「スーパーで、もし大根が売っていたら買ってきて欲しい」とお願いした時のことです。


仕事から帰ってきて、冷蔵庫を見た瞬間に驚きました。「はて、これは?」という事案が発生。お家に鎮座していたのは写真上の白ニンジンさんでした。(下の大根は比較で置いてみただけ。)

見て、これ。どうやったら白ニンジンと大根を間違えてしまうのだね? という気持ちでいっぱい。たまにおっちょこちょいを発揮してくる同居人のチャーミングさよ……かわいい☺️


とはいえ、噂には聞いていた白ニンジンですが、実は私も食べたことはありませんでした。また、ニュージーランドではこの白ニンジンを頻繁に見かけるので、さっそくみなさんにもご紹介しようと思います🤓



この野菜の正式名称は Parsnip(パースニップ)

パースニップ(Parsnip)は厳密に言うと、人参ではありません。

人参とパースニップはセリ科の根菜ですが、人参はニンジン属、パースニップはアメリカボウフウ属なので、厳密にいうと、パースニップは人参ではないのです。見た目そっくりなのに……🤔


また、形が人参に似ているために白ニンジンとも呼ばれていますが、人参とパースニップとでは、味や香りが異なります。

パースニップには、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ミネラル類、食物繊維が他の根菜類に比べて多く含まれていて、特に、体の細胞を守ってくれるチカラ「抗酸化活性」が非常に強いです。

冬の時期に食べられる野菜として知られる野菜の一種で、中世ヨーロッパの人々にとって、でんぷん質の食べ物といえばパースニップだったそうです(ジャガイモがやってくる以前の時代)。日本ではあまり見かけることがないような気がしますが、洋食料理の食材として多用されているご様子👀

これで、パースニップという野菜が人参に似た、人参ではない野菜ということが分かりましたね!



パースニップってどんな味?

実はこのパースニップ、人参よりも甘いということで有名ですが、生で食べるにはとても硬く、えぐみも強めです。

ベストなのは加熱すること。加熱することによってセリ科特有の臭みが抜けて、より食べやすくなります✨

また、じっくり火を通すとじゃがいものようなホクホクした食感になります。また、長時間煮込んでも煮崩れしにくい野菜なので、煮物にもピッタリです!



おすすめの調理法は?

調べてみると、マッシュしたり、シチューにしたり、ポタージュのようなスープやピューレにしたりと、幅広く活用されているようです。が! 私が一番おすすめしたい調理法はグリル一択です🤩

薄すぎず、厚すぎずでカットしたらオーブン用の天板に乗せて、軽くオリーブオイルと塩、コショウ、お好みでハーブを振りかけてオーブンにかけるだけです。

ボイルしたり、マッシュしたり、揚げたり、という手間暇は一切必要ありません。お片付けは、まな板と包丁を洗うだけなので、比較的楽ちん!

実は、パースニップが美味しくて写真を撮り忘れてしまったので、写っているのは通常の人参。こんな感じでグリルに入れて放置しておくだけで簡単ヘルシースナックができちゃいます👍

ちなみに、人参でも十分美味しい😋

みなさん、もしパースニップを購入する機会があれば、是非お試しあれ〜!




ニュージーランドのスーパーで大根が売っている場所といえばチャイニーズマーケットですが、運が良いとCountdownやNew Worldのようなスーパーマーケットでも入手できますよ〜🥳

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Chisa

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