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茹でられたiPhone、ニュージーランドで修理に出されるの巻

みなさんの携帯は元気に息をしていますか?


これは、私がカレーを作っている時の話。肉と野菜を炒めた後、水を入れて煮立たせている時に起こったのだった。珍しく私の携帯が鳴り続けたのである。鳴り止まぬ通知に痺れを切らした私は、何の通知かを確認するためにポケットから携帯を取り出した。大したことのない通知だった。うるさい通知だと苛立ちながら、再び携帯をポケットに戻そうとしたその瞬間、私の携帯は私の手の中から消えていたのである。


そう、私の携帯は一週間ちょい前に水没し、その2日後くらいにブラックアウトして使えなくなりました。ていうか、なんで!? iPhoneって防水加工なんじゃないの!? と叫びたい。

そんな私に、Apple公式で防沫・耐水・防塵性能についての記載はこちら

この時に気付いてしまったわけです。「防水」じゃなくて「耐水」なのだと。他にも、「iPhoneに水圧が強いシャワーをかけること」「iPhoneをサウナやスチームルームで使うこと」は公式で注意喚起していました。

私の知り合いには、「味噌汁の入った鍋」に落とした人や、耐水性を調べるために新品iPhoneを「湯船に沈めて動画再生をする🤩」などをした猛者がいましたが、これは自殺行為だったようです。その人たちの携帯は運良く生きています。生きてて良かったね🥲



水没した際の症状は?

実は、水没した日は元気に動いていました。怪しい動きを始めたのは1日か2日経った頃でしょうか? 使用中にブツリと音を立てて画面が暗くなり、あれ〜? と思ってボタンを押すと、何事もなかったかのように動く。それの間隔が狭くなって、そのうちに画面がつかなくなりました。

たまーにぼんやり写真のように緑色っぽく表示されるのですが、基本的には真っ暗。全体的に死んでしまったのかというと、時折「ぴこん」と通知は来るので、内部は動いてそうでした。

別に重要なデータがあったわけではないのですが、まだ新しかった事と、大事な人からもらったものだったのもあり、恐る恐るニュージーランドのリペアショップへ修理に出したわけです。

そして、そんな私の携帯ちゃんが今日手元に戻ってきたので、「携帯壊したんだけど、ニュージーランドで直せるの?」という疑問を持つ方へ、ニュージーランドの携帯電話の修理屋さんを紹介します!



どうやって修理してもらうの?

私の場合は、まずは修理屋さんに携帯電話を持って行き、症状を説明しました。

そこで名前、電話番号もしくはEメールアドレス、携帯の暗証番号をお店に教え、前金(50ドル)を支払いました。

ここで心配になるのは暗証番号ですよね。携帯電話は個人情報の宝庫。悪用されたり、情報を売られたりしたらどうしよう!? と不安になる方も多いと思います。

そして、「暗証番号を教えるのは本当に嫌!」という人は、暗証番号の提供はしなくても大丈夫です。ただし、修理で確認できるのは暗証番号なしで確認できる画面のみ……🥲 私もこれはめちゃくちゃ悩みましたが、もうこれはお店を信じるしかないです。全部教えました。

パソコンをお持ちの方は、携帯を修理に出した日にAppleやGoogleなど、全ての暗証番号を変更しておくと安心できるんじゃないでしょうか?



実際にはいくらかかったの?

まずは、前金に50ドル支払っています。これは直っても、直らなくても、返ってこないお金です。

携帯を預けたあと、一度修理屋さんから携帯の症状を報告する電話、もしくはメールがきます。そこで、直る部分と直らない部分、このままリペアしても良いかの確認がされます。


私の場合は以下の通りです

  • ウォーターダメージに対する通常のサービス: 150ドル

  • スクリーンの交換: 299ドル


つまり、合計で449ドルでした!

電話で連絡が来た時は、「Face ID」だけが動かないけど、それ以外は直せると言われ、それだけなら良いか〜と了承しました。

先に50ドル払っているので、追加で払うのは399ドルでした。



トラブルはなかったの?

トラブルというほどでもありませんが、不満に思ったことはありました。

というのも、電話で連絡が来た時は、「Face ID」だけが動かないけど、それ以外は直せると言われたのに電話の機能が不安定だったからです。電話をすると、相手の声が聞こえなくなったり、こちらの声が届かなかったり。これって携帯電話としては全く直ってないよ。だって、電話としての機能が抜け落ちてんじゃん! っていうね。


とはいえ、何故このような結果になったのかを事細かに説明してくれました。

  • 修理の段階で「電話をかけると、音が小さくなる、音が数秒聞こえなくなることがある」というのは分かっていたこと

  • 勝手に料金をチャージして修理することも可能だが、再発する恐れがあること

  • それでもお金をかけて修理したいかを、対面で確認したいこと


お客さんの立場に立って、一番リーズナブルに済む方法を考えてくれての行動でした。ここは割と評価してあげたい。ビッグなモーターのように勝手に見積もりマシマシにされて、法外な金額を要求される可能性もないわけじゃないですもんね。


そして、見積書(渡した携帯の機種や問題の箇所、どう修理したか)を見せてくれました。そこには免責事項などの記載してあって、おそらく日本では一番初めの携帯を預ける時に出してもらう書類。そう、そう言えば私、携帯を預けた時、なにもサインとかせずに携帯と連絡先だけ渡して前金払ったわ……😨

あまり格式ばって「THE★手続き」って感じじゃないのがニュージーランドの良い、ところ、だ、から……いや、これって完全に後出しジャンケンじゃん!!


と思いつつも、特に期待していなかったし、データも全て無事だったので良しとしました。

正直なところ、大切なデータとかも入っていたわけではないので、私の場合は修理に出さないで新しい携帯電話を買った方が良かったわけですが、前述した通り、大切な人からもらった携帯なので、できるだけ延命したいという気持ちだけで修理しました。

こんな感じで、「正規のスクリーンではないために出てしまうポップアップ」と「Face IDが使用できない」ことが携帯画面に表示されます👀



結論として、私が今回感じたのは、「水没した携帯」は大切なデータが入っていない限り、修理しないで諦めろ、ですね。多分、落として割ったとか、壊したとかだとまた違うんだと思うけど。


というのは、お客さんの携帯が「水没した携帯」だった場合、凄腕の修理屋さんでもなかなか完全に修理することは不可能だからです。

その時は直っても、一度濡れてしまった精密機器は完全には治りません。部品が徐々にサビていったりすると、急な故障には繋がらないものの、再び故障という形でその脅威をあらわにします。つまり、一度基板が水に濡れて腐食してしまうと元には戻らず動作が不安定になるので、水没復旧の修理も「データを取り出すことが目的」になり、修理後端末を電話として使える保証はありません。

実はこれ、今回のことがなければ一生知らなかったと思います。

精密機器は「水没させない事」が一番なので、皆様どうかお気を付けください!!



どこに携帯電話の修理屋さん(Repair Shop)があるの?

ちなみに、今回はオークランドのQueen Streetのリペアショップをご紹介します!



Funtech 263 Queen St

263 Queen Street, City centre, Auckland 1001

https://www.fun-tech.co.nz/



Techpro Limited.

Canterbury Arcade Shop G14/174 Queen Street, Auckland CBD, Auckland 1010

http://www.techpro.net.nz/



Kiwi Computers Ltd

26/368 Queen Street, Auckland CBD, Auckland 1010

https://kiwicomputers.co.nz/


お店の壁一面に携帯ケースがビチっと掛けられているお店は大体がリペアショップです。なんとなく入りにくい雰囲気ですが、勢いで入店してみましょう! とはいえ、どのお店に入ったらいいか不安ですよね。そんな時は、お店のホームページやGoogleの口コミもチェックしてみてください👀

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Chisa

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『New Zealand Maritime Museum』に行ってみよう👍

みなさん、ニュージーランド海洋博物館に行ったことはありますか?オークランドのハーバー付近にある博物館なのですが、なんか小さそうだな〜という見た目に反して、館内は広く、展示物がたくさんありました🤩こちらの博物館も「ニュージーランド在住者」であれば入館料が無料なので、ワーホリなどでニュージーランドに滞在している方には特にオススメです✨New Zealand Maritime Museumhttps://www.maritimemuseum.co.nz/ニュージーランドは日本と同じく島国で、海が必要不可欠な国民性が築かれてきました。マオリ語で「海」は「Moana」と言います。 Moanaは食料源であり、交通手段であり、精神的なつながりを持つ場所でもあり、マオリ文化において、極めて重要な存在です。そんなニュージーランドの海洋事情を網羅してくれているのが、こちらの博物館! 現代のマリンスポーツ界で活躍したサー・ピーター・ブレイクやヨット事情などの最新情報から、最初にニュージーランドを発見したと言われるクペ、初期の移住者からヨーロッパ人の到来といった過去まで学ぶことができちゃうんです👍また、事前予約すると1 時間のセーリングツアーにも参加することができるので、興味のある方はどうぞ最後まで読んでみてください🌊🚢チケットのタイプと入館料チケットは「通常のギャラリー鑑賞」、「ギャラリー鑑賞とセーリング体験込み」など、いくつかのタイプに分かれています。Auckland Visitors Museum Entry通常の入館はこちらのチケットが必要になります。住所証明ができるオークランド在住者(図書館のカードなど)は博物館入場無料ですが、旅行者などは以下の通り入館料が発生します。▶︎Adults(大人): $24▶︎Seniors(シニア)/Students(学生): $19▶︎Children (子供 / 5 - 14 years): $12▶︎Family Pass(家族): $58Auckland Visitors Heritage Sailingこちらのチケットは住所証明ができるオークランド在住者向けの、セーリング体験ができるチケットです。セーリング体験なので、事前予約をしておいた方が良いです! もちろん、館内入場は無料👍歴史ある「TED ASHBY」という船に乗って、オークランド港を 1 時間クルーズできます🌊🚢 海から街のスカイタワーや、オークランドのハーバーブリッジを眺めましょう👀▶︎Adults(大人): $31▶︎Seniors(シニア)/Students(学生): $25▶︎Children (子供 / 5 - 14 years): $15▶︎Family Pass(家族): $74Auckland Residents Heritage Sailingこちらのチケットは、旅行者などの観光客向けのセーリング体験ができるチケットです。事前予約をしておきましょう! もちろん、このチケットを購入すれば館内入場は無料です👍▶︎Adults(大人): $63▶︎Seniors(シニア)/Students(学生): $50▶︎Children (子供 / 5 - 14 years): $30▶︎Family Pass(家族): $149オークランド在住者と比べてしまうと、どうしても割高に感じられてしまいますが、この「TED ASHBY」という船は、1873 年から1925 年の間にニュージーランド北部の海域で運航されていた典型的な船です。およそ130隻が建造されましたが、今日残っているのはわずか 6 隻で、とても貴重だったりします😳この船に乗れる機会はそうそうないと思うので、気になる方は迷わず購入しちゃいましょう!営業時間館内ギャラリー 午前10時〜午後5時(最終入場は午後4時まで)無料で使用できるコインロッカーがありますので、大きめの荷物があっても大丈夫です!キャリーバッグがある場合は受付の人に相談しましょう。預かってもらえると思います🧳また、館内は思っていた以上に広かったので、2時間あっても全て閲覧することはできませんでした💦 ギャラリーをじっくりと楽しみたい場合は、休憩も視野に入れつつ、2〜3時間はみておくことをお勧めします👍(さらっと見学したい人は1時間程度でしょうか🤔?)また、クリスマス以外は毎日営業しているので、祝日などでも入館できます☺️セーリング体験火曜日〜日曜日のみで、午前11時30分と午後1時30の2回です(※公式ホームページ参照)。すでにチケットが完売している可能性もあるので、ホームページから事前予約しておいた方が良いと思います!(予約ページを調べたところ、10:30からの回がある日もあったので、日によっては1日3回あるかもしれません🤔)館内の様子👀受付のすぐ右側にはギフトショップがありますので、お土産好きの方はぜひ足を止めてみてください。海の生き物が大好きな人間ホイホイのラインナップです。今回はポストカードとコットンのトートバッグをお買い上げ💰 オタクあるあるだと思うんですが、ポストカードやトートバッグ、マグカップって知らないうちに増殖しますよね? え、私だけ?受付を通り過ぎると、ラウンジのような空間では何故か日本の俳句の説明が……マグネットに印刷されている単語を使って俳句を作ってみよう! とのことらしい🤔 得意な人は俳句を作りに行くのも面白いかもしれませんね🖌️Landfallsという展示では、ニュージーランドの初期の歴史を形作った、発見、入植、貿易の先駆的な航海を辿ることができます。英語が苦手でなければ、太平洋の島々を航海するために使用された船のデザインや技術などについて学ぶことができますが、オセアニアの航海船のレプリカが所狭しと展示されているので、船好きさんは英語が苦手でも問題なく楽しめると思います👌また、初期のヨーロッパの探検家たちが行った壮大な航海についての展示もありました。南太平洋を冒険し、世界の果てへと航海に出たオランダ人、イギリス人、フランス人、スペイン人の探検家たちの物語が語られています。3択問題のクイズに挑戦できるゲームもありました!これらの出来事も、ニュージーランドの海洋史の重要な部分の形成につながっています。灯台についての説明が詳しくされていたこちらのコーナー、なかなか雰囲気があって格好良かったです👍 灯台を見るとA24の『ライトハウス』を思い出しちゃいますね!!そして、Edmiston Galleryでは船の模型がずらり!!🚢🚣‍♀️ギャラリーが案外広くて順路が分からないまま進むと、色鮮やかな船首像(フィギュアヘッド)がお出迎えしてくれました🤩色鮮やかな木製の船首像が流行っていたのは1800年代に遡ります🤔 船首像は海上で幸運をもたらすと信じられていて、船首に取り付けられていました。航海系ゲームをやると船首をカスタマイズできるので、お馴染みの方も多いはずですよね!そして、この素敵なステンドグラス! こちらは、オークランド船員記念センター(Auckland Seafarers’ Memorial Centre)の一部であるセント・アンドリュー礼拝堂(the Chapel of St Andrew)から取り壊される前に回収されたものだそうです☺️ 一緒に取り壊されずに今日まで保存されていたものを拝見できるってすごいですよね。もちろん、みなさんお待ちかねの「マオリ文化」に関係する説明もあります✨みなさん、Hawaikiという言葉を知っていますか? ハワイキは伝統的なマオリの故郷のことです。最初のマオリはハワイキからニュージーランドに航海したと言われています。マオリ神話では、ハワイキは至高の存在であるイオ(Io)が世界と最初の人々を創造した場所で、ハワイキがすべての人が生まれた場所であり、死後戻ってくる場所であるとされています。ちなみに、TAUIHUというのはマオリ語で「 船首、船首、船首像 (カヌーの)」という意味です。気になるマオリ語があった場合はぜひオンラインのマオリ語辞書で検索してみてください! 英語の説明を読まなきゃいけないのがつらいですが、マオリ語を調べる上でとても便利なツールですよ📚🎓最近は少しずつ暖かくなってきているので、海辺をお散歩するついででもいいと思います! ぜひニュージーランド海洋博物館にも足を運んでみてください🌊🚢

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Chisa

近くに用事があればぜひ行ってほしい良カフェ『Journal Cafe』

市内に住んでいる方には全く縁がないと思われる場所のカフェなのでオススメしにくいのですが、とっても良いカフェなのでご紹介させてください!シティのカフェ巡りに飽きてきた方、郊外に引っ越したいという方、ぜひ候補に入れていただきたいカフェがManukau近辺のOrmiston City Centre 内にあるんです☺️Journal Cafehttps://www.journalcafe.co.nz/こちらの『Journal Cafe』は、オークランドシティからは結構遠く、Manukau 近辺の Ormiston City Centre にあります。前記事でご紹介したガーリー系カフェと同じ施設内なので、カフェ巡りが好きな方は是非どちらも試してほしいです☺️こちらのカフェは地元の人が愛用しているみたいで、かなりの人気店です! Ormiston City Centreというモール内にあるのですが、他にもThe Coffee Clubなどのカフェはあるのに、この『Journal Cafe』だけが満席になることもしばしばあります😳 近くに来ることも多く、愛用しているカフェなのですが、これだけ繁盛しているカフェはなかなかないのではないでしょうか?そして、働いている従業員さんによってはめちゃくちゃハイクオリティなラテアートを披露してくれることがあります!私が出会ったことがあるのは「ユニコーン」や「タツノオトシゴ」など!クイーンズアーケード(Queens Arcade)の中にある『The EOS Coffee』(ラテアートの大会で入賞したトロフィーがずらりと飾られているカフェ)にも劣らぬレベルの高さ!! 控えめに言ってもめっちゃすごいんです!※過去記事で紹介させてもらっているので、『The EOS Coffee』が気になる方は是非読んでください👍また、『Journal Cafe』はコーヒーだけでなく、ご飯も美味しいのが最高なんです!! お値段が高すぎる〜😫💦 ということもなく、クオリティもお高め✨見た目も美しいのに、味も美味しいなんて言うことなしですよね😋追加料金を支払えば、classic eggs benedict の イングリッシュマフィンをハッシュドポテトに変更してもらうこともできちゃいます😋それともう一つ。こちらのカフェ、なんと「抹茶ラテ」がちゃんと美味しいんです! 海外のお店の抹茶って薄かったり、抹茶を感じられない抹茶もどき? というお味のお抹茶が多いと感じたことはありませんか? 正直、私が「ちゃんとした抹茶ドリンクが飲みたい!」という時に安心できるのは「辻利」だけだったのですが、このお店の抹茶ラテはちゃんと「お、美味しい🤩‼️」と何度かリピートしちゃっています🍵カフェなので閉店時間が早いのが残念ですが、近くに来た時、ただただ遠出したい時には是非足を運んでいただきたいオススメのカフェです👍また、カフェとは関係ない話なのですが、このカフェの近くには珍しい鳥が生息していました🦚なんと、夏に行くと、運が良ければ孔雀が見られるかもしれません! 次の記事でご紹介していますので、興味のある方は是非読んでください〜👋

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