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行って来たぞ! Zine Festival 2024📚

みなさん、先週末はこちらの記事でご紹介した『Auckland Zinefest 2024』が開催されました! Zineって何? という方は是非過去記事をご一読いただけると幸いです☺️さて、今回は『Auckland Zinefest 2024』に一般客として参加して来たので、そのイベントの実態をご紹介したいと思います。Auckland Zinefest 2024https://www.aucklandzinefest.com/開催日時:7/27(土)〜 7/28(日)……11am–3pm開催場所:Auckland Art Gallery料金:無料😳というのが前回までのおさらい。そして、こちらが入場した時にもらえるリーフレットです。参加しているアーティスト(Zinemaker)さんのリストと配置図が記載されています。推しアーティストがいる人は名前を見れば分かるのだと思いますが、よく分からない人にはちょっと不親切仕様かも?どんなアーティストさんが参加しているかは事前にホームページで確認できるので、ガチめにエンジョイしたい方は確認した方が良さそうですね! ちなみに、これはニュージーランドのサブカルチャーイベントの『Armageddon Expo』や『Overload NZ』も同様です。日本のイベントのように「サークルカット」みたいなものを掲載しているパンフレットは、残念ながら存在しないようです。また、スペース数は35スペースでした。120人を超えるアーティストと公式サイトに記載がありましたが、アーティスト数とスペース数は別だったようです。2日間開催(土・日)だったので、合計で70スペースありました。規模的には『Armageddon Expo』や『Overload NZ』よりも小規模です。スペースはNorth AtriumとFoyer & Studioとに別れていて、地下にあるFoyer & Studioは見つけにくい場所にありました👀写真はNorth Atriumのスペースで、上から見るとこんな感じ☺️感覚過敏の人のための、午前 10 時から 11 時までの静かな時間に撮った写真だったので、お客さんは少なく感じられますが、11時からは結構人が増え、かなりの賑わいぶりだったのではないでしょうか?『Armageddon Expo』や『Overload NZ』では、ほとんどZineの取り扱いはありませんでしたが、『Auckland Zinefest 2024』は「Zinefest」なだけあって、たくさんのZineがありました。ほとんどがコピー本なので本格的な冊子は多くありませんでしたが、これも手作り感あふれるZineならではだと思います。ただ、ひとつだけ不便だなと思うことがありました。Zinefestで電子マネーは、ほぼ使えないなんとこのイベント、ほどんどのアーティストさんが「現金」もしくは「銀行振込」の対応のみです。Community Table(おそらく委託スペース)ではEFTPOSの使用が出来ましたが、それ以外は全て現金かバンクトランスファーのみの対応でした。『Armageddon Expo』や『Overload NZ』ではほとんどのスペースでカード払いが出来たから、とうっかりしていた私が悪いのですが、正直、これはめちゃくちゃ面倒くさかったです。いや、日本のイベントだって現金だけじゃん、と不思議に思う方もいるかもしれませんが、ニュージーランドは既にカード社会。一部では現金不可のお店もあるのがニュージーランドなので、買い物に現金を持ち歩いている人はほとんどいないと思います。この日のために現金を用意して、残った現金はキープしておくのは少し手間だなと思ってしまいます。バンクトランスファー出来るなら良いじゃん、と思わないでもないのですが、結構な人がいる中でちまちま携帯で口座番号を入力して入金するのは、結構ストレスでした。支払う時は後ろの人が待っているし、待っている時は前にいる人がずっと携帯操作(支払い)をしているし……日本のイベントがいかにプロフェッショナル集団かということを改めて実感しました。スピード感が違う。とはいえ、あくせくしていない緩やかなニュージーランドらしくてほっこりするのも確かです☺️入手したZineのご紹介入手したZineはこちら。英語の長文は読むのがしんどすぎるので、文字が少ないZineを選びました☺️おかげで、苦しまずに半分以上は読み終えることができました! 絵も可愛いし、英語の勉強をしている気になれて満足です👍

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Chisa

本好きのみんな、集まれ! 今週末は『Auckland Zinefest 2024』が開催されるぞ!

皆さん、やってまいりました! 今週末に『Auckland Zinefest 2024』が開催予定です🤩いやいや、そもそも『Zine』って何よ? と思ったそこの人、あなたの疑問はごもっともです。が、文字を書く系のJapaneseオタクさんは足を止めて、最後まで読んでください。読書が好きな人も、創作が好きな人も、ぜひここに残って少し読んでみてください。それ以外の人は帰ってもらっても大丈夫です👋ZINE(ジン)とは?そもそもの単語「ZINE」は(n.(非営利の)ミニコミ誌、ファン向けの雑誌)という意味です。参照: ジーニアス英和辞典もう少し砕いて説明すると、「個人やグループが自由な手法やテーマで、独自で制作した冊子(自費出版など)のこと」で、平たくいうと「同人誌」のことです。オークランドの中央図書館では、入り口入って左側1階にZINEのコーナーがあります。気になった方は、ぜひオークランド図書館に足を運んでみてください✨ちなみに、ウェリントンのUNITY BOOKSのレジ近くにもZINEが売っていた記憶があります。他に読める場所を知っている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください!!みなさん、「冊子を出す」と聞くと、敷居が高くて難しいことだと思うかもしれませんが、損得勘定を抜きにすれば、本を出すって案外簡単なことなんです。冊子とは、表紙や本文といった印刷物を綴じたもののことをいいます。つまり、表紙と本文があって、それが綴じられていれば冊子(小冊子)なので、実は、誰にでも簡単に冊子が作れちゃうんです✨ 写真の通り、コピー機で印刷しただろう冊子もZINEです。厚みがあろうとなかろうと、冊子は冊子。ZINEはZINE。そして営利目的じゃないので、売れなきゃダメ! という気負いも必要ありません。つまり、Zineは誰にでも作れる! みんな、作ってみようZINE!!ユネスコによる国際基準では、本とは「表紙はページ数に入れず、本文が少なくとも49ページ以上から成る、印刷された非定期刊行物」である、とのことですが、これは「BOOK」の基準なので「ZINE」には当てはまりませんよね、たぶん🤔ちなみに、私はガチめのオタクでした。日本では2ヶ月に1回くらいのペースでビックサイトや流通センターに足繁く通っていたし、年に二度のコミケにも欠かさず一般参加していたオタクです。二次作品はもちろん、廃墟などの写真集や考察本、エッセイなどを買い漁っては悦に入る系のオタクofオタクでした。そのためにお金を稼ぎ、そのために散財していたわけです。今はニュージーランドに長く住み続けているため、イベント断ちをしている状態なので、その熱量はごそっとえぐれてしまいましたが、ニュージーランドに来た当初はイベントに行きたい欲が半端なかったです。飢えに飢え、なぜか運良く存在したフラットメイトの文字書きさんに無理言っておひとり様イベントを開催したのを今でも覚えています。控えめに言って気持ち悪い人間だったと思います。その時の写真がこちら。壁サーらしく「A」のスペースを用意しました。ちゃんとサークル主(フラットメイト文字書き氏)に手紙と差し入れも用意したし、井上陽水の「夢の中で」をフラットのホールで勝手に流し、一般参加者入場を再現する本格派。この執念はむしろ褒められてもいいと思うんだよな🤔そんな私ですが、ニュージーランドで同人誌即売会『Zinefest』があるなんて、つい最近まで知りませんでした。検索バーに「ニュージーランド 同人イベント」なんて検索していたら、探せるものも探せませんよね。ほんの少しだけとはいえ、英語に抵抗がなくなりつつあるのかもしれないと自分を奮い立たせつつ、公式サイトを翻訳機に手伝ってもらいながら頑張って読んだので、ご紹介します👏Auckland Zinefest 2024https://www.aucklandzinefest.com/開催日時:7/27(土)〜 7/28(日)……11am–3pm開催場所:Auckland Art Gallery(Lower Ground level, Mezzanine level, North Atrium, East terrace, Classroom/Studio)料金:無料😳ニュージーランド各地の、120 を超えるZINE制作者や、インディーズ出版社、アーティストによるユニークな作品が楽しめるそうです!どういう内容のZineなの? と気になる方も多いですよね。公式サイトによると、「詩やイラスト、旅行記からコミック、FanZinesから活動家のZineなどが楽しめる」そうです。Zineは、出版社を通して発行されるわけではないので、検閲がありません。主流メディアではあまり取り上げられないような経験や意見を表現し、共有することができる媒体です。作者の直の声が聞けるのも、Zineならではの良さだと思います。また、来場したいけれど、人が多くてガヤガヤしているのはしんどいんだが……😞 という神経過敏の人にも救済措置が!!土曜日または日曜日の午前 10 時から 11 時までの静かな時間に参加できる!? これは、Zinefest が混雑しているときに何らかの理由で来場できない訪問者にとってのチャンスですね! 詳細はこちらをご覧ください、とのこと。ちなみに、我々がいうところのサークルリスト(出店側の参加者リスト)がこちらのページです。英語圏では「Zinemaker」っていうんですね😳 ニュージーランドのオタクイベント「オーバーロード」や「アルマゲドン」で「冊子の取り扱いが極端に少ないが!!?」と悲しんでいた私とさようなら。これは楽しみですよね! 英語の勉強にももってこいだと思うので、気になるZINEがあれば積極的に購入したいところです。土日がお休みの本好きの方、Zineに興味がある方はぜひ会場に足を運んでみてください🚌🚶‍♀️

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Chisa

そろそろ始まるよ、国際映画祭🎉「New Zealand International Film Festival」

みなさん、映画はお好きですか?今月末の7/31、ニュージーランドでは年に一度の国際映画祭が、ウェリントンから始まりますよ〜🤩  既に街中ではパンプレットが無料で配布されているのではないでしょうか? オークランドだとCivicの出入り口で無料配布していたりしますよね。しかし、郊外に住んでしまうと、なかなかパンフレットは入手できません😢 でも、安心してください! 公式サイトでは無料でプログラムのカタログデータが見られちゃうんです👍 データに紙の良さはありませんが、データにはデータの良さがあります。デバイスさえあればどこでも確認できるので外出先でも確認できちゃうし、ワード検索も出来ちゃうんです。さっそく、開始前に見たい映画を見繕っておきましょう!さて、このニュージーランドの国際映画祭、地域によって開始日時が微妙に違います。自分の住んでいる地域の開催日をご紹介します👀開催日時についてWellington: 7/31 – 8/12Auckland:8/7 – 8/18Dunedin/Nelson: 8/14 – 8/25 Christchurch: 8/15 – 9/1 Tauranga: 8/15 – 8/28 Napier: 8/21 – 9/1 Hamilton/Masterton: 8/21 – 9/4 New Plymouth: 8/21 – 9/7邦画のラインナップとはいえ、英語の映画はちょっと難しいかな、という人もいらっしゃると思います。そんな時は日本語の映画はいかがでしょうか?Evil Does Not Exist邦題『悪は存在しない』は日本で4月に上映していた映画です。監督「濱口竜介」×音楽「石橋英子 」で、『ドライブ・マイ・カー』のタッグが再び! 好きな方にはグサグサ刺さるんじゃないでしょうか? これは期待値が高いですよね😳 なんと、すでに世界各国では公開され、第80回ヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞した傑作です✨そしてトレーラーはこちら。ついにニュージーランド公開です!!Ryuichi Sakamoto | Opus邦題も同じく『Ryuichi Sakamoto | Opus』なんですね! こちらの作品は2023年のものなので、今年ではないようです🤔坂本龍一といえば、世界的な音楽家です。詳しくないので調べてみたのですが、「教授」の愛称で親しまれていたそうですね。2年以上も闘病生活を続けていた彼が、東京のNHK509スタジオ(教授曰く「日本でいちばん音のいいスタジオ」)で最後の力を振り絞り、8日間に渡って収録を行ったそうです。こちらの作品に映るのは白黒の坂本氏とヤマハのグランドピアノのみで、インタビューやドキュメンタリー的な余計なものは一切なく、ただただピアノの一本勝負。これが作品になるのも、彼の演奏だからでしょう。いま亡き坂本教授の至高の演奏、みなさんも聴いてみませんか?Black Box Diaries完全に邦画というわけではないのですが、イギリス・アメリカ・日本の共同制作ドキュメンタリー作品です。日本が舞台だというのに、なんと日本では公開予定すら無さそうなんです。この「Black Box Diaries」は、フリージャーナリストの伊藤詩織さんが監督を務めた作品です。伊藤さんが被害に遭った性的暴行への調査に乗り出す様子を、自ら記録したというドキュメンタリー映画です。2024年1月に、アメリカで行われたサンダンス映画祭の国際長編ドキュメンタリーコンペティション部門に正式出品されました。政治的内情を直に露出することになるとはいえ、一番に上映するべき国が日本だというのに、未だに上映されていないことに日本の闇を感じる……性被害のドキュメンタリーなので、見る人を選ぶような、辛くて苦しい描写もたくさんあると思います。が、この作品を観られる機会もそうそうないと思います。日本語と英語半々の構成で、英語が苦手な人でも観やすい映画となっているようなので、気になる人はぜひ劇場に足を運んでみてください。いかがでしたか? プログラムを見ると、今年はニュージーランドの映画が多いように感じました🤔また、このニュージーランド国際映画祭は、まだ日本で上映していないような作品もたくさん上映するので、シネフィル好きには堪らない映画祭だと思います!正直、映画祭じゃなくてもニュージーランドは海外作品の上映が日本より早い傾向にあります。海外では既に上映しているのに、日本で上映するのはその半年後、遅いと1年以上も待たされることがありますよね。そういう作品に日本よりも早くアクセスできると、海外に住んでいてよかったなと思ったりします☺️また、個人的にはぜひ今回の映画祭でCivicの中を覗いてみて欲しいです👀 流石のCivicというべきか、やはり建物が立派で、内装も独特かつ美しいので初めてみた時は感動しました🤩 ぜひこの機会にニュージーランドのシアターも楽しんでみてください!

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Chisa